ダチョウ
亜種 |
4亜種 ブルーネック系 (北アフリカダチョウcamelus)最大亜種 (マサイダチョウmassaicus) レッドネック系 (南アフリカダチョウaustralis) (ソマリアダチョウmoloybdophanes) 人工交配種(アフリカンブラック) |
分布 |
かつてはアジア南東部まで分布していた。 現在では主にアフリカ東部に生息。 |
体重 |
雄120kg 雌90kg (エミューは♀が大) |
体高 |
2.5m |
歩幅 |
80cm 急いで走ると4m |
走行速度 |
80km/h ライオンより速い。 ダチョウレースでは、人を乗せて46kmで走った。 走るときは翼を左右に広げて体の平衡を保つ。 |
趾 |
ほとんどの鳥は4趾か3趾だが、ダチョウのみ2趾。 (発達した中指と爪の無い小さな薬指) 重い体重を支えるために、人の足のように踵の跟骨が発達。 |
指の下面の皮膚は布団状で厚く、砂漠を走るのに適応。 この点がラクダ(駱駝)に似ているので駝鳥と付けられた。 |
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骨 |
鎖骨は成長するに従い消える。 骨盤は大きい。 鳥類で唯一左右の恥骨が後方で合わさっている。 |
脳 |
容積62cc 重さ39g(大脳20g) |
まつ毛 |
『毛』ではなく、『羽』 サバンナで強い太陽の光を遮るため、大変長い。 生息地の砂漠でホコリをよけるのに適している。 |
眼球 |
60g 3.5km離れた物を見分ける。 |
耳 |
自由に開閉できる。(砂嵐の時など) 聴力は人と同程度。 |
鼻孔 |
多くの鳥のように嘴の付け根でなく、 嘴の先端に開いている。 |
羽 |
3ポンド(1,350g)の黒い羽毛が採れる。 白い羽毛は0.5ポンドしか採れないので高価。 尾羽は200枚 |
心臓 |
900g |
心拍数 |
30〜60 / 分 (鶏 200〜400) |
呼吸数 |
7〜12 / 分 |
声 |
鳴管が無いので鳴かない。 |
そ嚢 |
なし |
胃 |
筋胃には小石が1.5kgほど入っている。 |
腸 |
23m(小腸6m)(盲腸110cm)(結腸16m) 飼料が通過するのに36時間かかる。(鶏は3時間) 微生物による発酵が行われる。 |
糞 |
一日600gと非常に少ない。 栄養の消化、吸収機能が高いので蝿が寄らない。 臭いが少ない。 他の鳥と異なり、糞と尿を分けて排出される。 |
膀胱 |
鳥類で唯一ダチョウのみに存在。 |
雌雄 |
オス 黒と白の羽 鳥には珍しく陰茎を持つ。 メス、若鳥 灰色と茶の羽 |
繁殖 |
一夫多妻 2〜3歳で繁殖能力を持つ 多くの鳥と違い、右側卵巣も発達。 |
産卵 |
共通の巣に複数のメスが4〜8個ずつ産む。 一つの巣に12〜18個、多いと25個 |
抱卵 |
抱卵限界は20個 第一メスは自分の卵を中心に置く。 抱卵期間 42〜45日 日中はメス、夜はオス 子育てはオスが熱心 |
卵 |
全生物中最大の細胞はダチョウの卵 体重比 1.2%(鶏3.5%)(ウズラ8%) 小型種 1,200g 中型種 1,300g 大型種 1,400g 孵卵器の湿度30%(鶏60%) 卵殻の厚さ 2mm(鶏0.37mmの5倍) 卵殻強度 55kg(鶏 3.2kgの17倍) 卵殻の重さ 300g(20%) 卵黄の重さ 400g 半熟で45分、固ゆで90分。味は良くない。 |
ひな |
卵重の60〜65%(1,000g) 一年で100kgに成長 |
味 |
牛肉に近い味。 脂が少なく、健康食品として人気。 |
値段 |
80万円 雛4万円 卵4千円 |
寿命 |
50〜60年 |
ダチョウが飛ばなくなったのは6,500万年前。 恐竜が絶滅した後。餌が豊富で、天敵も不在。 |
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エチオピア区の固有種 昼夜の温度差の大きいアフリカのサバンナで生息する動物なので、 暑さにも寒さにも強く、日本では北海道から沖縄まで飼育されている。 蹴りが強く、 (10cuに4,800kg) 蹴り殺された人も。 ヘビー級ボクサー5人分のキック力。 人間の大人を殺すことができる鳥はダチョウだけ? |
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ダチョウ |
エミュー |
キーウィ |
体重 |
♂が大 |
♀が大 |
♀が大 |
足指 |
2 |
3 |
4 |
エミュー |
胸椎 |
10 |
腰椎 |
3 |
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仙椎 |
14 |