鳥媒花
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花 |
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タイプ |
色 |
臭い |
見返り |
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甲虫 |
上向き お椀形 |
褐色 白色 |
強い |
花粉 蜜 |
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ハエ |
上向き お椀形 |
青色 さえない |
弱い |
蜜 |
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ミツバチ |
非相称 半開き |
黄色 青色 |
非常に強い |
蜜 |
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蝶 蛾 |
水平 垂下 |
日中 |
赤、黄、青 |
きつい |
蜜 |
夜間 |
白 |
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鳥 |
垂下 管状 |
赤 |
なし |
蜜 |
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コウモリ |
大型 単生 |
緑、 クリーム色、紫 |
夜強い |
蜜 花粉 |
バナナ、サボテンはコウモリ媒花で夜に咲く。
オモト、ネコノメソウはカタツムリ媒花
鳥媒花の特徴 |
花蜜食鳥の特徴 |
昼開花 |
昼行性 |
花は赤が多い(80%) |
赤い色に敏感 |
花に模様がない |
蜜のありかはすぐにわかる |
花冠が管状で細長い |
長い舌 |
鳥が止まれる固い花器 |
虫より重い |
学習能力が高く、毎日訪れる鳥に合わせて花期が長い |
鳥は学習能力が高い |
鳥は匂いに鈍感なので、匂いはほとんど無い。 |
嗅覚が発達していない |
鳥の嘴で傷つかないように子房が保護されている。 |
虫の口吻より硬い |
鳥は蝶より大食漢なので、大量の蜜が必要。 濃い蜜は割に合わないので、薄い蜜を大量に分泌。 |
虫に比べ大食漢 |
花蜜食鳥の特徴 |
長い舌の側方が内側に巻きこまれて、半ばストロー状。 毛管現象を利用して蜜を吸い上げる。 |
花粉媒介者との関係で決まる花の形態や、 植物の諸形質のセットを、送粉シンドロームという。 |
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植物の利点 |
花粉が同種の花に運ばれる確率が高い。 |
鳥の利点 |
他の種類の鳥と競わなくてすむ。 |
鳥媒花といわれるものでも、鳥だけに送粉を頼る花は少ない。 昆虫も同時に訪花し、花粉を媒介できるものが多い。 鳥専門の花では、虫のいない冬に咲いたりして、 虫に蜜を盗まれないように工夫している。 移動性の低い虫では、同じ株の花から花に移動するだけで、 植物は別の個体と花粉を交換するチャンスが少ない。 |
アンズ |
虫より鳥に傾いている。 香りが無い。 オシベが長く突き出て内側に傾き昆虫が蜜に近づきにくい。 |
ツバキ |
メジロやヒヨドリなどがよく訪花する。 それほど花蜜食に特殊化していない鳥との間で進化した。 |
白い花 |
虫媒花が多い |
昆虫の色覚は短波長域にずれていて、 ミツバチやモンシロチョウは紫外線を見ることができるが、 赤を見ることができない。 |
黄色い花 |
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青い花 |
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赤い花 |
鳥媒花が多い |
鳥にとって、最も目立つ色は赤。 (ハチドリは紫外線も見える。) |
花蜜食専門の鳥 |
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中南米 |
ハチドリ類 ミツドリ類 |
アマツバメ目ハチドリ科 スズメ目ホオジロ科 |
ハワイ |
ハワイミツスイ類 |
スズメ目ハワイミツスイ科 |
インド〜東南アジア |
ミツスイ類 |
スズメ目ミツスイ科 |
オーストラリア |
ハナドリ類 サトウチョウ類 セイカインコ類 |
スズメ目ハナドリ科 オウム目インコ科 オウム目インコ科 |
アフリカ |
タイヨウチョウ類 |
スズメ目タイヨウチョウ科 |
食性の一部を花蜜に依存 |
メジロ類、ヒヨドリ類、ムシクイ類、オウチュウ類、 コウライウグイス類、ムクドリ類、キツツキ類など |
盗蜜 |
スズメ、ドバト、シジュウカラ、ワカケホンセイインコなど メジロがハイビスカスの花に穴を開け盗蜜した記録あり |
鳥媒花 |
アロエ 杏 ウメ オヒルギ 極楽鳥花 ザクロ サルビア デイゴ ノウゼンカズラ ハイビスカス フクシア ブラシノキ ビワ ヤッコソウ(メジロ) ヤブツバキ リウゼツラン |
コブシは蜜を出さないが、花弁に栄養があり、 花弁を食べたヒヨドリなどが花粉を運ぶ。 |